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コピックスケッチ・チャオの基本

1.ミディアムブロード

均一な幅の線を描くのに適しています。紙に当てるニブの面や角度を変えると線幅が変えられ、細い線も簡単に描けます。

コピックの持ち方や筆圧を変えることにより線の太さや濃さを調整でき、細かな描写を描くのに向いています。濃淡が出しやすく、1色でもグラデーションが作れます。

コピックの各色にそれぞれついており、その色の特徴を意味する記号です。赤、青などの大まかな色相をアルファベットで表した「色記号」、色ごとにおおまかにグループ分けをした「色系統」、その色の持つ明るさを意味する「明度」の３つの要素の組み合わせで構成されています。

スーパーブラシは、コシのある特徴的な感触が使いやすいと人気です。色々な線を引いてみて、ブラシやミディアムブロードの感覚を楽しみましょう。

同じ色でも、重ね塗りすることで色を濃くすることができます。違う色同士を重ねてもきれいに色が混ざります。

インクが乾かないうちに次の色をなじませることで、きれいなグラデーションが表現できます。塗り方によってテクスチャーを付けたり、ムラなく均一に塗ることも可能です。

カラーレスブレンダーは無色のインクで、色の濃さの調整、ぼかしなどに使用できます。修正にも使える便利なインクです。

ニブの汚れが気になったり、磨耗により描き心地が変わったと思ったら、交換用の新しいニブと交換をすることができます。

コピックのアルコールマーカーはスケッチ、チャオ、クラシック、ワイドのすべての種類でインクの補充が可能です。インクが出なくなってきたら、コピックインクを使用してインク補充を行いましょう。

イラスト、アート、デザイン、クラフトなど、幅広いジャンルで活躍するコピック。創作のヒントになるメイキングを解説します。