田中かえ TANAKA Kae
1995年、神奈川県横浜市に生まれる。2017年、多摩美術大学美術学部情報デザイン学科メディア芸術コース卒業。イラストレーター。
手塚治虫・吾妻ひでおから影響を受け、イラストを描き始める。多摩美術大学を卒業後、アーティスト活動を開始。
近年では、乃木坂46や、モモコグミカンパニー(BiSH)、「オニツカタイガー」、「ビームス」、新日本プロレス「エル・デスペラード」、テレビ「爆笑ヒットパレード2023」デザインなど、さまざまなジャンルとコラボレーションをしている。
Twitter(X):@helloverysunday
instagram:@kaechanha25
普段から作品制作にコピックをお使いいただいてるイラストレーター・田中かえさん。今回、コピックが出展した MEET YOUR ART FESTIVAL2023 の会場にお越しいただき、instagram@copic_official上でコピックライブドローイングを行っていただきました。
ー普段ライブドローイングをされることは多いですか?
自分のインスタグラムでドローイングの様子を配信することはありますが、人前で描くことはあまりないですね。こんなに大勢の人に囲まれて描くことはまずないです!
ー下描きを2回されてから清書されるのですね。
はい。まずはラフを描いて、それをスケッチブックの下に敷いてトレースして描くスタイルです。主線に鉛筆を使って、その後コピックで着彩すると鉛筆の芯が溶けていく雰囲気が個人的に好きです。
ーいつ頃から作品制作にコピックをお使いいただいていますか?また、どのようにして使い方を学びましたか?
3〜4年くらい前からだと思います。コピックを使うようになったきっかけ、ちゃんとは覚えてないのですが、おそらく漫画家の方とかのイラストを見た時にムラがなくてきれいだな、なんだろ?みたいな感じで調べたような気がします。
コピックのブラシを下から上にはらってぬるのが好きで、髪の毛などはそういった着彩方法が多いです。完全独自でやっておりますので高度な技術などはないですが、筆のストロークとかは気合い入れてやってます。笑
ーよく使う色はありますか?
R00など、パステルカラー・クリーム色に近いものを使うことが多いです。薄くても結構色が出てくれますね。今回YG00も使ってみましたがいい色ですね!
ー途中、イラストから線がはみ出た箇所を修正をされる場面もありましたね。
今回みたいに偶然はみ出したり、それをうまく誤魔化す…?といった過程を経て作品が出来上がっていくのがアナログ作画ならではで、緊張感があって好きです。デジタルでも作画しますが、紙の上で間違えてタップ(ひとつ前に戻るボタン)をしてしまうことも…
ーコピックマルチライナーも作画にお使いただきましたがいかがでしたか?
0.03mmが一番細いんですね。いつもはあまり作品にまつ毛描かないんですけど、今回描いてみました。繊細で可愛く仕上がりますね!
ライブドローイングでは下記の作品を描いていただきました。
★当日のライブドローイングの様子はこちらからご覧ください!
ー田中かえさん、素敵な作品、楽しいライブドローイングをありがとうございました…!
田中かえさん初作品集 『MELLOW』2023年11月22日(水)発売決定!
ご予約はこちらから
インタビュー協力:TAV GALLERY
「MEET YOUR ART FESTIVAL 2023」概要
会期:2023.10.06(FRI) - 10.09(MON)
※6日はマーケットエリアのみの開催(アートエリア・WHAT CAFE 会場は終日内覧会)
会場:東京・天王洲運河一帯 (寺田倉庫ほか)
エリア:CROSSOVER(E HALL)内COPICブース
https://avex.jp/meetyourart/festival/