SP

久万田 萌
スターツ出版株式会社 オズマガジン編集部

いい1日のための「よりみち」情報を発信する、雑誌「オズマガジン」の編集部員として活躍。
“編集部いちの文具マニア”として、楽しい文具と紙雑貨に出会える町やお店、開催されるイベントの情報の発信も行う。
2017年にオズマガジン創刊30周年を記念して造られた、ライフログ用の「よりみちノート」の制作者でもある。

仕事とマルチライナーSPの関係

クマダさん

— オズマガジン編集部のお仕事を教えてください。

オズマガジンは月刊で発行しています。その号で特集するテーマに合わせた構成を考え、実際に取材に出かけたり、どうしたら伝えたいことが読者に届くかを考えて担当のページを作っていきます。

誌面では、蔵前や表参道など東京都内から、鎌倉や横浜を始めとした少し遠方まで、さまざまな街の紹介を行います。単に素敵なお店の情報やよりみちスポットを集めて掲載するだけではなく、読者に“いい1日を過ごしてもらうための案内”となるように、実際の行動範囲や街の巡り方などをイメージして作ります。

ラフページ

内容がある程度イメージできたら、どんなページにしたいか、写真やレイアウトはどういうものにするのか、それに合ったフォトグラファーやライターは誰なのか……など、まずは大まかな絵コンテを考えて、どんどん詳細内容を埋めていきます。

毎月制作するページ量ですが、1人あたり20〜25ページを担当しています。

— 毎月、20ページ以上の誌面構成を考えるのは大変ですね!誌面制作の際に、マルチライナーSPを使用されることが多いとのことですが、編集さんが書く雑誌の絵コンテは手書きが多いんですか?

パソコンの方が効率がいいイメージですが、私は手書きの方が楽ですね。「読者の方がどう読むか?」がとても大事で、かなりの回数の修正を重ねて作っていくので、ちょっと消してちょっと書きかえて……がすぐ出来る手書きの方が楽です。

あとは、手書きだと修正の履歴が残るのもいいですね。見返した後に、「そうだ、途中で(こういう修正をして)こうなったんだった」というのが見返せるので、メモがわりにもなります。ラフは綺麗に書かないといけない決まりはないですから。

SPとノート

いつも持ち歩いている手帳には、日ごろ出会ったお店の名前や場所、雰囲気などをメモして次のネタとしてストックしておきます。他にもその時考えていることをつらつらと書いたり、映画の感想を書いたりとか、自由に書き込んで使っています。

— 手帳と一緒にマルチライナーSPをお持ちになっているのが気になっているのですが、SPを愛用されているのですか?

マルチライナーはセピア色やブラシタイプなど、コピックで絵を描く時のために多種類持っていますが、仕事や日ごろ使う時はSPが中心です。太さは基本的には0.1と0.2を愛用しています。

  

なぜ”SP”なのか?

 

— マルチライナーSPは販売店舗が少ないですし、マルチライナーとは価格差があるのもあり、こちらを使用されている方は珍しいので気になってしまいました。どのようなところがお気に入りなのか教えてください。

私は昔から力をいれて文字を書くのが苦手なんです。HBの鉛筆だと文字が薄くなりすぎて使えないくらいなんですよ。マルチライナーSPはボディに少し重みがあるので、力を入れなくてもちゃんと書けるんです。一番最初に絵コンテを書くときは特に、バーっと思いつくままに書いていきたいので、それに合っているんです。

SPイメージ

— 確かに、SPは程よい太さと重みがあるので安定感がありますね。

そうなんです。他社のミリペンも使ってみたんですけど、マルチライナーSPの重さが一番ちょうどよかったです。見た目も素敵ですよね。
価格も、特別に高いと感じたことはないですね。普段から文具が好きで買ってしまう人にとっては、違和感なく買えるお値段かなと感じます。

   

手書きだと中途半端なことが書ける

よりみちノート

— 「よりみちノート」の使用例も、クマダさんが書かれていると伺いました。

はい。企画・制作を担当した「よりみちノート」はオズマガジンが提案しているような「よりみち」の中で発見したものや、過ごした時間のことを自由に書き込んで、おでかけを楽しく記録するノートです。お披露目にあたり、どうやって使うのかイメージしやすいよう使用例として作成した「よりみちノート」の1ページもマルチライナーSP1本で書いています。

よりみちノートに描くイラストに色をつけることはなくて、コピックはもっとしっかり絵を描くぞ!って時に使いたい派。ラフに情報や感想を書き込んで楽しみたいので、黒1色で書き上げました。
普段も、基本的に使っているのは手帳とマルチライナーSP0.1の1本だけです。

— 元々イラストを描くのがお好きだったのですか?

学生時代は美術部に入っていて、絵を描くのが好きでした。漫画は昔から好きで、多くの作家さんに憧れて描いていました。CLAMPさんや矢沢あいさんなどの少女漫画をはじめ、少年漫画もよく読みましたね。 中学2、3年生くらいの時にコピックを使い始めるようになって、絵を描くことが好きな子たちと集まって楽しんでいました。

ememo

手帳やノートにコピックを使うことをおすすめするために作ったコピック専用メモパッド「ememo」にイラストを描いていただきました。

 

— 中学生の時から今に至るまで、ずっとコピックをお使いいただいているのですね。中高生を卒業して大学生や専門学生になると、忙しくなって絵を描かなくなる人も多いのかなと思うのですが、クマダさんはいかがでしたか?

大学でwebデザインを学んだのですが、そういった世界に近かったこともありプライベートでも絵は描き続けていました。今はちょこっとしたイラストから、友人のウエディングのウェルカムボードなんかも描くことがあります。東急ハンズさんや、コピックの売り場には定期的に行っています。取材や遊びなどで出かけた先でも、コピックが置いてあるお店を見つけるとつい買ってしまいます!

コピックとSP

— クマダさんにとって、手書きの魅力って何でしょうか?

多分、手芸など手を動かすこと自体が好きというのもありますが、手で書くと覚えられるうえに、中途半端なことを書けるから、というのがポイントかなと思います。

ぱらぱらとノートを見返すと、なんだこれ?というメモが多々あるのですが、過去の自分の思考を思い出せるのが後々仕事に活きてくることもあります。例えば……ノートの中に「東京の地域化」って言葉が残っていますが、恐らくよりみちノートを制作していた時、東京について考えながら残したメモだと思います(笑)

手書きのノートには、そういった一瞬の思考の破片がたくさん詰まっています。

絵を描くツールとしてのみでなく、日常的な「書く」ツールとしてマルチライナーSPを愛用している久万田さんにお話ししていただきました。

お話を伺うなかで、久万田さんにとってコピックは学生のころからずっと使っているツールの一つで、気付いたらいつも側にいた、という存在に近いのかなと感じました。皆さまがお使いのコピックも、そんな身近な存在になっていただければ、とても嬉しく思います。久万田さんおすすめのマルチライナーSP、お見かけの際はぜひお手にとってみてください。

   

■コピックマルチライナーSP

写真

コピックマルチライナーSPは、コピックに溶けない耐水性の顔料インクを使用したラインドローイングペンです。厳しい環境基準と使い捨てタイプを敬遠する慣習があるヨーロッパ市場のニーズに応え開発されました。
ペン本体には、質感と描き手の手触りを大切にしたアルミボディを採用。ペン先とインクカートリッジが交換用パーツとして準備されているので、ペン本体を長くお使い頂けます。

コピックマルチライナーSP
  ・各540円+税
・取り扱い店舗に限りがございますので、直接お近くの画材店にお問い合わせください。
メーカー直営店のトゥールズも併せてご利用ください。
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