トリニティ株式会社|iPhoneケース

トリニティ株式会社   http://trinity.jp

Apple製品を中心としたコンピュータ周辺機器の製造・輸入・販売を行っている企業で、携帯カバー製品の分野でも次元シリーズなどデザイン性に優れた製品を数多く提供している。

色選定の検討段階から製品化までのワークフローにおけるカラー展開

2013年9月10日発表のApple社iPhone 5s/5cに対応した携帯カバーの新製品ラインにおいて、株式会社Tooのマーカーブランド「COPIC」とのコラボレーション製品が実現し、「Crystal Cover Set for iPhone Simplism×COPIC」として9月20日にリリースされました。
製品のカラー展開を行うにあたり、コピックのプラスチック製色見本「コピックプラスチックカラー・ソリッドチップ(以下CPC)」を色選定の検討段階から使用して頂き、コラボレーション製品の実現に大きな役割を果たしました。今回、製品化までのワークフローにおいてCPCがどのように使われたのか代表取締役社長の星川哲視様とSimplismアートディレクターの堤謙大郎様にお話を伺いました。

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Simplismクリスタルカバーシリーズについて

simplism × COPIC

— コピックとのコラボレーションが実現したSimplismクリスタルカバーシリーズというのはどのような製品ですか?

星川:今回で5代目になる定番のシリーズです。Simplismは、シンプルの中にも毎回新しいアイディアをさりげなく詰め込んだ、使い勝手が良くコストパフォーマンスの高い製品を提供するブランドです。
堤:今回のカラーのコンセプトは流行色を取り入れた濃いめのバリエーションと、女性に人気のシャーベットカラーを取り入れた淡めのバリエーションを組み合わせた10色のシリーズとなっています。ゴールドやネオンカラーなどチャレンジしたい色は多々ありましたが、今回は全体のバランスも含めこの10色に決定しました。悩みましたが、今回捨て色はないと思っています。

製品の開発について

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— 製品化するまでのプロセスを教えてください

堤:通常社内でデザインを固めてから、中国の工場とやりとりをして製品化します。企画から入るものと、サンプルを作ってみてOKだったら製品化しようという場合もあります。 色検討や色指定には紙見本を使用しています。プラスチック製品の色検討や色指定にはプラスチック見本があればという気持ちはありましたが、高価なこともあり、使用していませんでした。

— ケースの生産をしている中国の工場とのやりとりについて教えてください

堤:やりとりの回数が大幅に減りましたね。むしろなくなったと言ってもいいくらいです。従来数回はあるやりとりが1回で済んだわけですから。紙のチップで指定する時では、例えば「彩度が足りない。彩度を上げてほしい」という話を伝えようとしても意味がなかなか伝わらないんですよ。
星川:今回は2セット購入し、1セットは日本に置いて、もう1セットは中国のスタッフに持たせました。今回は中国のスタッフが持っている1セットを使って、工場側にチップを渡して指示を出しました。おかげで非常にスピーディにサンプルがあがってきました。本来は工場が複数あるので、それぞれの工場に置いて電話でやりとりできればさらにいいのですが。

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— 工場との色合わせには時間がかかるものですか?

星川:はい。通常は工場側で3パターンなり5パターンなり色を少し変えたサンプルを作成し持ってきてもらい、こちらでイメージに合うものを選びます。インジェクション作業は、手間がかかるので5パターン作るとなると相当大変なんですよ。それで合わなければやり直しをしなければなりません。
堤:彩度の話のように、「彩度を高く」という意味が伝わらないから、工場側も5段階のパターンを何度も出さないといけなくなるんです。 納得する色のサンプルができるまで何度でも作らないといけないわけです。
星川:調整には時間もかかるし工場側でもお金もかかってしまいます。
堤:しかし、CPCがあることで工場側も楽になったと思います。明確な基準があれば、相手も職人なのでうまく合わせてきます。

—ではCPCの導入により、お互いにメリットがあったということですね

堤:そうですね。開発期間も短くなりましたし、何よりも今回はカラーで諦めるということがありませんでした。
星川:ただ、今回僕も中国の工場で最終確認したのですが、CPCのチップよりケースの方が厚さが薄いため、やや色味が薄く見えました。2枚重ねると同じくらいの厚みになるので2枚重ねて確認しないといけなかったことが少し難しかったですね。
堤:でも使ってみて、プラスチック製品の見本はプラスチックじゃないと駄目だって思いました。全然速度が違いましたから。
星川:そうですね。できてきたものも違ってました。

色選択について

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— 300色くらいの色数は、一般的に直感的に使いやすいボリュームとされていて、CPCでは使いやすい色→288色を選出、色相毎にパレットにまとめてあります。こちらについてはいかがでしたか?

堤:色が選びやすかったですね。従来使用していた色見本は、色数が多く色相順や彩度順に並べ直したんですけど番号が整っていないので探すのが結構大変なんです。CPCは色数も手頃でグループ毎に集めてあるので使いやすかったです。コピックのカラーがそもそも厳選されていると思いますが、使いやすい色・需要のある色が選ばれてるのかなという感じがしました。それにコピックマーカー自体がインダストリアルデザインで使われているものなので関連性があっていいと思います。「どの色にしようかな」といった感じで楽しみながら選ぶことができました。

— 形状等についてはいかがでしたでしょうか?

堤:CPCはカラーサンプルとして非常に使いやすかったです。爪形というのがよく考えたなと思います。この曲面がいいですよね。一般的には平らなチップのほうが多いのですが、曲面の部分はハイライトの入り方などはプラスチックじゃないと分からないんです。裏面にもマット仕上げになっているところとフラット面があって、色見本としては完璧なんじゃないかなと思います。これはプラスチック製品に必要な要素がすべて詰まっていますよ。

今後の展開/要望

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— 最後に、今後のお仕事の中でCPCをご使用いただく場面はありそうですか?

堤:この中から選ぶと思います。今回やってみて分かったことなんですけど、製品との色の誤差がこの程度でおさまるのであれば、CPCを信用して製品づくりを進めても大丈夫と思います。CPCのチップを並べるだけで実際の商品の最終仕上がりのイメージがもてるのは大きいと思います。
あとはプラスチック見本として考えると厚みや透明の表現に対応してもらえると嬉しいですね。

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