カリカチュア:Kage

kage

東京出身。
カリカチュアアーティスト。カリカチュア・ジャパン株式会社代表。
2007年世界大会をはじめ、2005年欧州大会、2006年英国大会など、優勝歴多数。
Newsweek誌が選ぶ『世界が尊敬する日本人100』に選出。
テレビ東京『ソロモン流』にて特集。

■カリカチュアとは
 カリカチュアとは、政治家などを風刺する手段として広く知られている特徴を誇張した似顔絵のことです。
 カリカチュアの絵には「笑い」と「感動」と「サプライズ」があり、それを見た人の顔には自然と笑顔がこぼれる、多くの人を幸せにするアートです。
 リンクページから見れる動画にはカリカチュアならではのテクニックが満載。早送りなどの編集はしておりませんので、実際のスピード感を体感ください。 線画編 動画編


自身もカリカチュアアーティストとして活動する傍ら、アーティストを志す人のためのスクールも運営。似顔絵業界に大きな影響を与えているKageさんに、実際に弊社スタッフの似顔絵を描いていただきながらコピックとの関わりについて伺いました。

コピックの一番の特性は透明度の高さ

— コピックを使い始めたきっかけと時期を教えて下さい。

Kage:日本で初めて似顔絵の大会を開催した時のこと。業界でもっとも人気のある画材であるコピック製品について色々気になって問い合わせをしたことがきっかけです。製品へのこだわりや、肌色表現色のバリエーションの多さを教えて頂き「使わないともったいない」と思って使用し始めました。
そうしたら、コピックを使い始めて1年で、大会で優勝できたんですよ。さらに、カラーリング部門では2年連続で優勝させていただきました。コピックの特性を理解した上で、使用したのが良かったのだと思います。

— Kageさんの思う、コピックの最大の特性はなんでしょうか?

Kage:コピックの最大の特性は透明度の高さですね。結構みんな怖がって、薄い色から、徐々に塗り重ねて淡く仕上げますが、コピックは透明度が高いので、私はあえて最初に強い色を持ってきてから薄い色を使ってブレンドしていくという使い方をしています。コピックの性能を理解した上で使うことで、他の画材では出来ない立体感を表現できましたし、今でもカラーリングは私の強みの1つです。

コピック100番

— では、この色!というような色はありますか?

Kage:影に使うE71はお気に入りですが、1色だけと言われたらE11ですね。E11は店舗で使用しているアートスティックスのPeach (*1)と近い色なんですよ。そして、1本で速度や筆圧で明度が全然変わってくるので、肌色1本選べと言われたら、この色しかありませんね。

*1 アートスティックス 色鉛筆の芯だけのような画材。アメリカのカリカチュアアーティストの間では一般的な画材。

 

綺麗な線を描く秘訣は普段の練習にあり

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— 人の顔を描かれる際に、どの部分が好き、楽しいというのはありますか?

Kage:人によって顔が違うので、必ずしもどの部分というのはありません。全体のバランスが大事で、その中で、人それぞれの特徴を引き出していきます。あっ、すこし横を向いていただいていいですか?…鼻すごく高いんですね。

— 1枚の作品を仕上げるのに、かかる時間はどのぐらいですか?

Kage:主線をコピックスケッチの100番で描くだけだったら、5分ぐらいですね。そこに、アートスティックスで着色をして、12分ですね。店舗では広い面積を塗るのにアートスティックスを使用しています。

— コピックのブラシニブで描く線がとても綺麗ですが、コツはありますか?

Kage:絵を描かない時でも、カバンの中にコピックを入れておいて、手紙を書く時などにも必ず使うようにしています。そして、小さい字を書いたり、太く書いたり細く書いたりの練習をしています。また、コピックの特性を考えると、ペンを走らせたほうが綺麗なラインが出るんですよね。

 

現場で造りあげたこだわり

   
    写真

— 紙の選び方で重視していることはありますか?

Kage:コピックでカラーリングする際には、カスタムペーパーを使用しています。色のノリが良いのと、色が割れ無いのが良いところで選びました。カスタムペーパーでコピックの発色が生きて、綺麗な作品が仕上げられます。一時期、片っ端から、いろんな紙を試して、この紙にたどり着きました。今、本社では自由に使えるように置いてあり、多くの社員が当たり前のように使っていますが、彼らはここにたどり着くまでの苦労を知らないでしょうね(笑)
気持ち斜めいいですか?斜めのほうが凹凸が出るので、形がユニークに表現できます。

— 画材以外にも、こだわりが多いと伺いましたが?

Kage:そうなんですよ。例えばこの画板は、お客様から見え無いように角度を調整しています。職人さんにお願いして、一番いい塩梅の角度を追求していて、すでに5回リニューアルしています。機動力が必要なイベント・ライブ用と、店舗用でそれぞれ異なるものを作ってもらっているんです。他にも、画材を入れるサイドデスクも特注で作っています。

話をしながら描いていると生きているという実感がする

写真

— あっという間に完成ですね。ありがとうございます。この作品で、気をつけられたポイントなど伺えますか?

Kage:外見の特徴でいうと細身な方であり、内面の個性でいうと実直な方という印象を受けました。これを表現する為に曲線より直線的なラインを多く使いました。
それにしても、こうしてお客様と向き合ってお話をしながら、描いていると、生きているという実感がありますね。やっぱり、ここで描いてるのは楽しい。社長室にいるよりも楽しいですね。(笑)

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— カリカチュア・ジャパン様は、教育にも力を入れられていて(※2)、
コピックも教えていらっしゃいますが、初めて使う方へのアドバイスはありますか?

Kage:初めて使う画材って怖いですよね。ましてや、コピックはプロの画材。間違った使い方をしてしまうのではと、不安を抱えている方も多いと思います。なので、最初は使う色数を限定して、カラーリングそのものについての理解を深めてもらってから、色を塗ってもらうようにしています。
良いカラーリングというのは、カラフルなのではなくて、明度がしっかり付いているものだと思います。そのために、色数を沢山使うのではなく、1色で明暗をつけていくエクササイズをしていただきます。骨格を意識して、影が落ちる部分に濃い色を置いていく。ときには、失敗も大事ですね。

※2 スクール事業
カリカチュア・ジャパンが誰でも気軽に参加できるレベルからプロ養成レベルまで展開しているスクール。初心者体験教室でもコピックスケッチの100番がメイン画材として使用されている。スクール事業

   

カリカチュア・ジャパンについて

カリカチュア浅草店

カリカチュア・ジャパン株式会社
2002年、kageさんによって設立。カリカチュアを通じて1人でも多くの人を幸せにし、絵で食べて行ける社会を実現するために、
東京・浅草本店をはじめ全国でスクールと店舗を展開。

NNAAイメージ

■日本似顔絵アーティスト協会主催「JAPAN GRANDPRIX 2017」

日本似顔絵アーティスト協会(NNAA)主催のイベント「JAPAN GRANDPRIX 2017」が
2017年2/20日〜2月23日の4日間、京都YIC工科大学校にて開催されます。
本イベントは世界に誇る技術を持つ日本人似顔絵アーティストたちが一同に集まり、技術を競い合うほか、似顔絵を通じた文化国際交流の場となっています。

【内容】

  • 自由制作によるコンペティション
  • ライブスケッチトーナメント
  • セミナー(ゲストスピーカー:miki氏/カービィ・ルドルフ氏)
  • スタジオピース(事前制作作品)
 

■主催:NPO法人 日本似顔絵アーティスト協会
■協賛:株式会社トゥーマーカープロダクツ、株式会社G-Too、株式会社カリカチュア・ジャパン
*株式会社トゥーマーカープロダクツおよび株式会社G-Tooは、協賛企業としてコピックブースの出展、コピック賞の協賛をいたします。

■日時:2017年2月20日(月)〜23日(木)
■会場:京都YIC工科大学校(京都府)

■参加費:
ゲスト一般(全日参加):12,960円
ゲスト一般(1日参加):5,400円
ゲスト学生(1日参加):2,160円

最新情報につきましては、 日本似顔絵アーティスト協会ウェブサイトをご確認ください。

 

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